MG RV8は1992年~1995年に生産されたロードスターで、車両のベースになっているのは1960~1970年台の名車「MGB」になります。ただの復刻版ではなく、「クラシックの再解釈+現代化」というコンセプトで作られたモデルです。ローバー製のV8エンジンを軽量ボディに搭載し、低回転から分厚いトルクを発します。「アメリカンV8 的な鼓動」+「英国的な上品さ」が特徴で、現代の「高回転型スポーツ」とは真逆の魅力を持っています。
内装は高級英国車でおなじみの「ローズウッドパネル」や「コノリーレザー」を使用し、当時の量産車としては異例レベルの手作業感で仕上げられています。ハンドリングは現代車ほどシャープではありませんが、ドライバーが車を操っている感覚はとても強く感じられます。
生産台数は約2,000台で、そのうちの約75%はバブル期の日本に輸入されましたが、世界的なネオクラシックカーの人気再燃や「アナログ+V8」という希少性により、現在ではそのうちの大半がイギリスに出戻っている稀有な車両となります。







